太陽光発電と蓄電池
太陽光発電で発電した電力を夜の時間帯や雨や曇りの日に使うには蓄電池の設置が必要になります。蓄電池として利用されるのは一般の鉛電池ではなく、リチウムイオン電池が主役と言われています。
蓄電池とはつまり、電気をためることができる電池です。リチウムイオン電池の蓄電池は携帯電話に使われていますが、携帯電話で3W、太陽光発電で5KW 、電気自動車で10~20KWと言われています。
蓄電池があれば、余剰電力も発生しやすいので、スマートグリッドを通じて家庭間での電力の融通もしやすくなります。
今後は、家庭内はもとより、電気自動車の充電スタンドにも使えます。太陽光発電で発電し、充電スタンドの蓄電池に蓄え、電気自動車にチャージするという使い方です。
また、電気自動車だけでなく、電動バイク、電動車いすなどの充電ステーションなどへの展開も期待されています。
ちなみに、日米欧が今後スマートグリッドのために投資する金額のうち蓄電池への投資は約6割を占めるとの野村証券金融経済研究所の試算もあるほど、蓄電池はグリーン社会の実現に不可欠なものになっています。
メーカーの状況については、リチウムイオン電池の2008年世界シェア(出所:日本エコノミックセンター)は、三洋電機が34%、ソニーが17%、サムソンSDIが15%、パナソニックが9%、BYDが9%と続き、日本勢が優位な製品です。
また、性能面ですが、日立製作所が大型リチウムイオン電池の寿命を10年に延ばすことに成功しているものの、まだ延ばしていくことが求められています。
太陽光発電を2020年までに1000万戸に増やすという構想がありますが、蓄電池も同じように普及が求められています。
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